ラグジュアリー業界で、ビッグニュースだったのが、今週末、LVMHモエ ヘネシー・ルイ ヴィトン(LVMH MOET HENNESSY LOUIS VUITTON)が、ホテルグループ「ベルモンド(BELMOND)」を買収する最終合意に達したと発表したこと。
LVMHはベルモンドの1株あたりにつき25ドルを支払い、32億ドルで買収をしたそう。
ベルモンドは、ベニス、シンプロン、オリエント、エクスプレスを含む46軒のラグジュアリーホテルや列車、レストラン、リバークルーズを世界的に展開しているホスピタリティ産業のトップに位置する会社。
今回の買収に伴って、LVMHは世界のラグジュアリーホテル事業においてのシェアを大幅に拡大したことに。LVMHのベルナール・アーノー会長兼CEOは、2010年にすでに、ホテル事業部を作っていたので、準備は周到にできていたのですね! 今回の買収は、本格的に事業に参入する心意気を、実現化させたとも言えます。
これは、富裕層が、今までは物欲中心で、洋服や、靴、時計などに工学を費やしていたのに反して、今後は、旅行や SPAなどの”経験” にお金を使うようになるという先見から。
しかも、特に中国の富裕層は、もう全て買い尽くして、買っても置く場所がない、という状況だから、経験にお金を使うことに移行している? (クローゼットがなければ新しいお家を買うほど、お金はきっとあると思いますが!)
さて、LVMHはすでに、『シュヴァル ブラン(Cheval Blanc)』と、『ブルガリ(BVLGARI) ホテル』事業を始めています。 ブルガリホテルは世界にすでに6つあります。
今回の買収によって、LVMHがホスピタリティ産業に、本格的に参入することは間違いなし。
Kikiduneでは、世界中にあるベルモントホテルをご紹介しています。 一度宿泊したら、一生忘れられない思い出になることは間違いないことでしょう。是非ご予約ください。